全身脱毛を完了するため期間と施術回数

「今年の夏こそ、脱毛しなれば恥をかくことになるかも！」と夏の気配を感じるころになって、やっと重い腰を上げる人が後を絶ちません。

以前から「夏に向けて脱毛するなら、前年の秋口から始めないと間に合わない」と言われ続けているにもかかわらず、クリニックや脱毛サロンに駆け込んでくる人が年々増え続けています。１ヵ月や２ヶ月前から脱毛を始めても夏までに完了するのはのは、不可能といってもいいでしょう。

そこで、全身脱毛を完了するためには、どのくらいの期間と何回ぐらいの施術が必要なのかということを知っておく必要があります。

全身の体毛は、成長期(体毛が生えてくる)、退行期(毛が自然と抜け落ちる)、休止期(毛根はあるが表面に出ていない)が一定のサイクルで活動しています。これをヘアサイクル
(毛周期)といいます。

全身脱毛というのは、毛周期の成長期にある毛根に黒い色のみに反応するレーザー光線を照射し、毛母細胞を死滅させることで脱毛効果を発揮させます。退行期や休止期の毛根にはほとんど効果がありません。

そのため、すべての体毛にレーザー光線を照射するためには、ヘアサイクルに沿って継続的に施術をおこなわなければなりません。ヘアサイクルというのは個人差が大きく、体の各部位によっても大きく違っています。

脱毛サロンで全身脱毛を完了する回数の設定でいちばん多いのが、６回セットの施術コースです。スケジュールは、最低２ヶ月に１回、計６回の施術が必要だということですが、６回の施術で納得できる効果を得られる人はごくわずかで、ほとんどの人は継続するようです。

一般的に６回程度の施術で脱毛できる体毛は50％程度で、より脱毛効果を高めるためには、あと１年か２年は継続したほうがいいでしょう。ムダ毛処理を毎日する必要がないくらいで十分という目標であれば、18回(３年程度)の施術で達成できるでしょう。
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