実は「太る食べ方」だった

Q.すき焼き定食とペペロンチーノ+バケット、太りやすいのはどちら? 

A.すき焼き定食の中身は、すき焼き、ひじきの煮つけ、きのこサラダ、卵、ご飯、だいこんのみそ汁で、合計800キロカロリーです。ペペロンチーノ+バゲットは、ペペロンチーノとバゲットで、合計600キロカロリーです。

エネルギー表示だけ見ると、すき焼き定食のほうが太りやすいように思えますが、意外にもペペロンチーノ+バゲットのほうが太りやすいメニューなのです。


炭水化物を多く含むため血糖値が急上昇しやすく、余分なエネルギーが脂肪細胞に蓄えられやすいのです。反対にすき焼き定食は炭水化物の量が少なく、血糖値がゆるやかに上昇します。


脂肪がカラダにつきにくく、すでにため込まれた脂肪を分解してエネルギーとして燃やしやすくする、ダイエット向きのメニューなのです。


「血糖値? 糖尿病じゃないから私には関係ない」と思う人もいるかもしれません。しかしダイエットをするときはエネルギーよりも、血糖値の上昇と、それに大きく関わる「炭水化物」の量に注意すべきなのです。


血糖値を上手にコントロールすれば、1週間で1キロ、5週間で5キロ減も可能です。